特別編 ペレットマン小国本店について
ペレットマン小国本店訪問
今回の東北出張で、ずっと気になっていた「ペレットマン小国本店」さんに訪問しました。
今回僕が体験し、見て聞いたことを皆さんにも知ってもらいたいと思いブログに残しておきます。
ペレットマンを始めた経緯を聞き、実際に現地で話を聞いてみると、
単なるペレット事業ではなく地域の未来を本気で考えている取り組みで、かなりの刺激を受けました。
そもそもペレットマンって??
↑画像はペレットマンファクトリー
山形県小国町にあるストーブ屋さん。
ペレットマンは地域に根付いたエネルギー拠点になっています。
ペレットマンを立ち上げた睦人さんは、もともと仙台で飲食店を5店舗経営していた方。
その後、32歳で地元・小国町にUターンします。
帰ってきてからは灯油の販売、そしてガソリンスタンドの店長に。
そこで見えてきたのが「エネルギーとお金の流れの違和感」でした。
ペレットマンの始まり。
”小国のお金、外に出すぎ問題”
↑小国の山
自然豊かな小国町。
当時の小国町は人口約10,000人、約3,300世帯でした。
1世帯あたり年間1,000Lの灯油を使うとすると、町全体で約3.3億円。
でも、そのうち地域に残るのはたったの約10%のみ…
つまり、ほとんどのお金が外に出ていっている構造だったとのこと。
一方で、小国町の大部分は森林です。
人が住んでいるのはわずか5%程度しかありません。
「これだけ木があるなら、エネルギーに使えばいいじゃん」
シンプルだけど本質的なこの発想から、木質ペレットの取り組みがスタートします。
地域の木をエネルギーにすれば、
・お金が地域に残る
・雇用が生まれる
そして、3.11でエネルギーが止まるという現実を経験。
小国町でも電気も石油もストップしたとのことでした。
「外から来るエネルギーに頼る怖さ」が一気に現実になります。
その年の秋、ペレットマン1号店を立ち上げることに。
ストーブは家族という考え方

↑ペレットマン小国本店展示場にて
ただの機械じゃなく、暮らしの一部として扱う。
印象的だったのがこの言葉です。
「ストーブはあなたの家族」
だからこそ、売って終わりじゃない。
・燃料の安定供給
・しっかりしたメンテナンス
ここをかなり意識して徹底されてるとのことでした。
“ちゃんと使い続けられる仕組み”まで作っているのがすごいなあと。
仲間と広がるペレットマン
そして、同じ志を持つメンバーが各地に広がっている。
この考えに共感した仲間たちが増え、今では「ペレットマングループ」として展開。
ペレットマングループの実態は、思想ベースで繋がった個人同士のつながりでした。
そうして広がっていくペレットの輪、北海道でもそんな広がりが実現できると良いなと思います。
放置された杉林の活用(エネフェス)
↑放置された杉山。あいこさんと睦人さん
ペレットマンは「売るだけ」じゃなくて、体験の場づくりもしています。
そのひとつが「エネ★フェス薪づくりの会」
小国の杉山に放置された未利用材を地域のみんなで分け合い薪にしエネルギーとして活用する取り組みです。
エネルギーの活用だけでなく、ここで薪づくりを経験した人がまた小国に戻ってきてくれる、
そんな素敵なコミュニティができているのはお二人の人柄ならではと感じました。
次の世代へつなぐ

↑訪問後のラーメン屋さんにて、あいたろー(息子さん)&まさと(居候さん)
今回の話の中で一番印象に残ったのがこの言葉でした。
「この世代で終わらせない」
エネルギー、地域経済、雇用。
どれも短期ではなく、ちゃんと次につなげる前提で設計されているのがすごいところだと感じました。
GuFoとして思ったこと
↑自宅サウナ小屋屋根上にて
現地で直接話を聞けたのはかなり大きな収穫でした。
今回の訪問で改めて感じたのは、
「プロダクトだけじゃなく、仕組みが大事」
ということ。
ペレット・薪ストーブそのものだけでなく
・供給
・メンテナンス
・コミュニティ
ここまで一体で設計しているからこそ、ちゃんと回る。
ペレットマンのお二人が地域でコミュニティを作り実践していることは、
僕がやっている木育活動の延長線上にあるのかなと思いました。
GuFoとしてもかなり学びが多い出張でした。
今後の取り組みにも活かしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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